５Gで時代はSEOからMEOへ！Googleが教えてくれる未来

実店舗のWebマーケティングが変わろうとしている

自分のお店をもっと多くの人に知ってもらいたい！とTwitterやInstagramといったSNSやWebサイトを始めてみたものの、アクセス数が伸びずに困った…という経験をお持ちでしたら一度は「SEO対策」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか？

「SEO対策」とは、インターネットで例えば「フレンチ ランチ 渋谷」と調べたときに自分のお店のサイトが検索結果の上位に表示されるための施策のことを言います。

このSEO対策で、検索順位を上げることがお店を知ってもらう良い手法として広まってきましたが、それゆえにSEO対策をしているお店同士で差がつけにくくなってきました。

また、技術の発展により普段使っているスマホやカーナビで、営業時間や混雑時間など昔と比べて細かな情報を取得できるようになりました。

その細かな情報をより正確に具体的に知るために、Googleはあるサービスを提供しています。

この先の未来はそのサービスに適した情報をインターネットで発信することでより多くの人にあなたの店舗を知ってもらい、更にSEO対策以上の集客効果があると考えています。

そのサービスの名前は、Googleビジネスプロフィール。

聞いたことがる人も多いかもしれません。しかし、TwitterやInstagramよりも意識している方は少ないのではないでしょうか。

その意識、とてももったいないです。その理由をGoogleの歴史も見ながら紹介します。

【Googleの歴史】現実をインターネットに持ってきた2000年代

Googleは最初、検索エンジンとして1996年に誕生しました。

当時はインターネットにある情報を検索しやすくするための役割しかありませんでしたが、少しずつサービスを拡大していき2004年にGmailが誕生します。

その翌年2005年には、街を、ひいては地球全体をインターネット上で検索・閲覧ができて道案内もしてくれるGoogle Map、2007年には地球全体を旅することが出来るストリートビューが誕生。

2006年には、テレビで見ていたような映像をインターネットでも見ることができるYoutubeを買収しました。

これらによって、現実をWebへ持ってくる。すなわち、現実の情報をインターネットに入力することで、仮想現実のような世界を作り始めます。

【Googleの歴史】IOTでインターネットを現実にリンクさせる2010年以降

2010年以降を見てみましょう。約10年前からGoogleは、インターネットから飛び出してスマートフォンなどのプロダクト製品を作り始めます。

あまり浸透はしていませんが、SF映画のように眼鏡越しにインターネットの情報を見ることが出来るGoogle Glassに心をときめかせた方もいるのではないでしょうか。

そしてPixelというスマートフォンをリリースした翌年、Googleマイビジネスが誕生します。

更にその翌年以降、もはや手を使わずに声で操作できるGoogle Homeや、IOT開発をサポートするためのGoogle Cloud IOTというサービスを開始します。

つまり、2010年以降は今までのサービスに加えて、インターネットを現実に出力する方法を模索し始めているようにとらえることが出来ます

変化する検索方法

以上の変化の中で、検索方法も変わってきています。

今までは入力欄に文字をキーボードやフリック入力といった「手」で打ち込んで検索し、そして文字の情報を目で閲覧するのが主流でした。

それが少しずつ、音声など「手」以外のさまざまな手段で検索・閲覧することが当たり前になってきています。その実感が薄い人でも、スマートフォンに「Hey Siri」や「OK Goole」と話しかけてみたことが1度はあるのではないでしょうか。

また、検索するデバイスも多種多様になってきました。

なじみのあるものだと、Google Homeやアレクサがわかりやすいでしょう。

他にも、テスラの車にはカーナビにAndroidがOSとして使用されており、声で操作することも可能など、様々な製品がインターネットと接続されている時代になっています。これらがIOTと呼ばれるものの一例です。IOTという言葉をニュースやCMで聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実は既に身の回りにはたくさんのIOT製品が存在しています。

すなわち、検索手段が多種多様になり、結果を出力する方法も同時に多種多様になってきています。

もっと言うと、人間が検索して理解すればよかったものが、機械自身も理解できる必要が出てきたのです。いろんなお店が思い思いにお店の情報を更新していては、正確な情報を集めることが難しくなります。

更に、特にコロナによる緊急事態宣言でイレギュラーに営業時間を変更する必要があったお店が多かったと思います。そういったお店の最新情報も収集する必要性が高まってきました。

20時に回転寿司屋に行きたいと思った人が19時に閉店するカルフォルニアロールを出すアメリカ料理屋を紹介されたら困りますよね。

そういったことを無くすために、様々なデバイスから検索＆閲覧ができて、なるべく最新の情報を正確に集めるにはどうしたらいいか…

その一つの答えとして、事業者の情報をgoogleが用意したプラットフォームに集めて お互いにとってwin-winになればいいんだ！

とGoogleは考えてGoogleビジネスプロフィールを世に送り出したのだと思います。

Googleビジネスプロフィールは未来のための道具

想像してみてください。A4の紙を皆に渡して思い思いに書いてもらうよりも、エクセルや専用の用紙に書いてもらった方が情報を正確にまとめたりそのデータを活かすことが出来るのではないでしょうか。

Google マイビジネスは、Googleが用意したプラットフォームにお店の情報を入れることで、Googleに自分の事業のことをより詳しく、より正確に伝えることができ、未来に出てくるであろう様々なデバイスや検索手段に対応するための道具になりえます。

また、実は、今既にGoogleビジネスプロフィールを利用してるお店はGoogleMapでより詳細にお店のことが表示されたり、検索順位も上位に表示されていたりと優遇されている点があります。

今から始めることで、そういった先行者利益を得ることもできるのです。

そして、この先の未来、更にこのGoogleビジネスプロフィールが重要になる転機が訪れます

それが…

5Gは携帯だけの話ではない

テレビを見てるとスマホの CM で 5G とよく出てきますが、ネットの回線が速くなるやったーと喜ぶだけの次元の話ではありません。

5Gとは、あらゆるもの（都市全体までも）がネットにつながり、情報を通信させる
ことを可能にするインフラを可能にする技術です。

自動運転を例にしてみましょう。

上の図のように美味しいパスタが食べたいと思ったとき、今は自分で検索して自分でお店を選ぶことが殆どだと思います。

しかし、これが車とインターネットがつながることで、評価や営業時間などで自動車がお店を選ぶ時代が来たら？そこまで自動運転で送り届けてくれるとしたら？

Googleビジネスプロフィールを利用して正確な情報を発信しているお店が選ばれるのことは想像に容易いでしょう。

こんな未来はまだ先だと思っていますか？

自動運転には5段階のレベルがあるのですが、実は日本で去年の4月、ドライバーがハンドルを握らなくてもいいとされる、レベル３までの自動運転が解禁されています。

まだ世の中に広まってないだけで、既に上の図のようなことが可能な世界が現実になっているのです！

そして、その世界で重要になるものが、MEO(マップエンジン最適化)となります。

Google ビジネスプロフィールにかかわる事業＝未来を見据えた事業

さて、Googleの歴史やこれからの未来と共に、これからのウェブマーケティングやMEOの可能性についてみてきました。

Google ビジネスプロフィールを今から知り、サービスを作るのは
今だけでなく、これから先数年で起こりうる変化に対応して
お店がよりビジネスを発展させるために重要な要素になります。

そして、まだこの重大さに気づいている人は多くいません。

とはいっても、SNSもやってるし今より情報発信に時間かけられないよ！という人は、GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携することができる「STORE LINK」など、他ツールの活用をすると簡単に未来への投資が出来るので、調べてみると面白いですよ

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