投稿日:2021/03/16 更新日:2023/12/13
Googleビジネスプロフィールをいざ導入した後、店舗集客のために不可欠になってくるのが「MEO」です。SEO対策は知っていても、MEOは聞き慣れていない方も多いのではないでしょうか。
しかし、実はGoogleビジネスプロフィールを活用した、店舗集客に大いに影響を与えるのがこのMEOなのです。
今回は、MEOについて、具体的な方法4つをご紹介していきます。
MEO対策とは
「MEO」は「Map Engine Optimization」の略称です。
「Map Engine Optimization」とは、自社ビジネスの情報が、Googleマップ上での最適化されるように図ること、つまり、「Googleマップで上位表示されるように対策をすること」です。自社のビジネス情報を上位表示させたり、正しい情報を発信し、ユーザーからの見え方などを改善することで、自社の集客に繋げていく取組みのことを指します。
MEOと同時によく聞く、ローカルSEOは、Googleマップだけでなく「地域＋業種」でのGoogle検索結果の上位に表示されるローカルパックや、右側に表示されるナレッジベースの表示を最適化する対策も含んでいます。MEOよりもより広い概念と言えるでしょう。
具体例を挙げてみましょう。
Googleマップで「新宿 居酒屋」と検索して、たくさんのお店が表示された場合、皆さんはどのようにお店を選ぶでしょうか。おそらく、一番上に表示されたお店や写真やクチコミ、クーポンなどに惹かれて決断するのではないでしょうか。
その中でも特に、検索結果の上位に上がってきたものは候補に入りやすいと思います。
つまり、Googleマップ上でビジネス情報を最適化している店舗ほど、集客につながるということなのです。
Googleビジネスプロフィールを利用して店舗集客を行おうとする場合、MEOは不可欠だということが分かりますね。
MEO対策のやり方4選
それでは、具体的にどのようなことを行うとGoogleマップ最適化につながるになるのかお伝えしていきます 。
その前に、まずはGoogleビジネスプロフィールでオーナー確認を行い、お店の情報を管理できるようにしましょう 。具体的な方法はこちらの記事で解説しています。
具体的なMEOのやり方としては、実は、「Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する」方法として、Google公式が推奨する事項がまとめられています。
今回はこの中から特に大事な4点をご紹介します。
MEO対策①店舗情報を正しく入力する
MEO対策の1つ目は、店舗に関する情報を正しく入力するということです。
特に、NAP（Name/Adress/Phone）と呼ばれる店舗名称・住所・電話がほかサイトに掲載されている内容と一致しているか、確かめましょう。
この中で特に注意してほしいことは、店舗名称に店名以外の検索キーワードを過剰に含めてはいけないということです。
例えばソーシャルメディアなどでは、「縮毛矯正が得意な○○美容院」や「人気、格安」のようなワードを直感的に記入してしまいがちですが、Googleのガイドラインに違反してしまい、最悪の場合ビジネス情報ごと削除されてしまう危険性があります。
たとえ、同業他社がそのような名称を使っていたとしても必ず、正しい名称を入力するようにしましょう。
MEO対策②クチコミを集める
MEO対策の2つ目は、クチコミを集めるということです。
Googleビジネスプロフィールの機能であるクチコミは、存在感を高める効果をもっています。
まずはお客様にクチコミをもらえるように、お声がけやQRコードをお店に設置するなどの工夫を行いましょう。
クチコミでお店のサービスや内容について言及されることでクチコミを見ているユーザーの店舗選びのヒントになります。Googleにとっても具体的なサービス内容との関連性についても認識してもらいやすくなります。
ポイントとしては、いいクチコミばかりを集めようとするのではなく、正直なお客様の意見をもらうことが大事です。よかった、悪かったなどの正直なご意見でクチコミを書いていただければ、高評価低評価にかかわらず率直なご意見をもらえるようお声がけしていきましょう。
次に、Googleビジネスプロフィールで利用できるクチコミに返信できる機能を積極的に使いましょう。
特に批判的なコメントには必ず返信することをお勧めします。誤解があれば誤解を解けるように、事実であれば批判を受け止め謝罪をするなど、店舗の改善に繋げていきましょう。
他のユーザーが読んでいることも意識しながら冷静に、お店でのクレーム対応と同じように真摯に対応しましょう。ぜひ生まれ変わった当店に再度ご来店ください、など再来店を促すコメントを返しましょう。好意的なコメントには感謝を、批判的なコメントにも謝罪をし、誠実に対応することで、店舗に対する印象をよくすることもできるでしょう。
なお、「口コミを投稿してくれたら次回割引」など、クチコミに対して報酬を支払うようなことはガイドラインで禁止されているので絶対にやめておきましょう。
MEO対策③他のSNSも使用し知名度を高める
MEO対策の3点目は、知名度を高めていくことです。
知名度は、こちらにあるように、「ビジネスについてのウェブ上の情報（リンク、記事、店舗一覧など）、Google でのクチコミ数とスコア」などから判断されています。
その中にはお店の評判記事などはもちろんのこと、公式ホームページや、InstagramやTwitterなどの各種SNSなどの情報も含まれています。
InstagramやTwitter、公式ホームページなど、自店舗に合ったSNSを活用しながら、情報の整備や発信を行い集客を図っていきましょう。
また、メディアからの取材があったときはぜひ受けるようにしてください。知名度はさらに上がっていくでしょう。
過去メディア取材を受けている場合、ぜひ一度お店のエゴサーチをしてみてください。自社の情報が間違っていたり、古くなっていた場合にはそのサイトの運営者にご連絡してみましょう。誤った情報による機会損失を防げるかもしれません。
MEO対策④定期的な更新を行う
MEO対策の4点目は、定期的な更新を行うことです。
例えば新メニューの案内や、コロナウイルスの影響で時間短縮営業になったら素早く時間変更をする、などリアルタイムにお店の情報を更新していくことが大事です。また、写真の追加なども定期的に行っていきましょう。
円滑に更新作業を行うために、お店のフローに組み込んだり、情報発信を複数人で行うことができるスマートフォンアプリを活用したりしていけるとよいでしょう。
Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールにも投稿できるSTORE LINKという便利なツールもありますのでチェックしてみてください。
MEO対策は費用ゼロでできるお得な集客方法
今回の記事では、MEO対策とは何か、店舗情報を正しく入力することや口コミを集めること、他のサイトの情報を正しく保つなどのことからGoogleマップ最適化についてお伝えしてきました。
MEO対策は、費用ゼロで集客の可能性を上げることができる画期的な方法です。
一見やることがたくさんあるように思えますが、操作方法は簡単ですし慣れてしまえば簡単にできます。現状お店でのフローにまで組み込めているお店は少ないです。ぜひいち早く仕組み化を整えてお店の魅力をアピールしていきましょう。
Googleビジネスプロフィール運用後は、上記の4点を心がけてみてください！
STORE LINKで集客のお悩みを解決！
Googleマイビジネスに自動で投稿
STORE LINKの連携設定が完了したらあとは普段通りにInstagramを更新するだけで自動的にGoogleマイビジネスに投稿されます。 Instagramに注力するだけでGoogleマイビジネスも充実させることができます。
Googleマイビジネスに投稿可能
お店で働くスタッフそれぞれのInstagramアカウントが、お店のGoogleマイビジネスに自動連携できます。 スタッフがInstagramでのブランディングを頑張っている美容院やネイルサロンにおすすめです！ 連携キーワード（ハッシュタグ）を設定すれば、プライベートの投稿は連携されません。
1つのInstagramアカウントで投稿！
公式Instagramアカウントなど、1つのアカウントから複数の店舗のGoogleマイビジネスに自動連携できます。 店舗の情報をまとめて発信したい多店舗経営の方にオススメです。